べっ甲に宿る伝統と技術

ギターピックに求められるのは、単なる弦を弾く道具ではありません。音の立ち上がり、倍音の豊かさ、そしてプレーヤーの指先に吸い付くようなフィット感。これらすべてを満たす素材として、私たちは古来より愛されてきた「本べっ甲ピック」を選びました。

べっ甲は、プラスチックやナイロンにはない独特の粘りと硬度を持ち、弦への食いつきが良く、滑らかなアタック音を生み出します。その音色は暖かく、立体感があり、あなたの演奏に深みと表情を加えます。

              

K+K FACTORY 3つの特長

唯一無二のべっ甲トーン

べっ甲は人間の爪と同じく、タンパク質で出来ています。そのため、温かく滑らかでレスポンスの良いサウンドを生み出します。

熟練のべっ甲職人による手作り

べっ甲は生き物です。だから一枚一枚手作り。機械では作ることができません。だから同じピックは一枚も存在しません。それこそがあなただけの至極のピックになります。

天然の模様、特別な一枚

「べっ甲柄」と違って、一枚一枚柄が違います。同じ柄は存在しません。また、べっ甲の原料である「タイマイ」(ウミガメ)は輸入が禁止されており、日本に現存している原料でのみ制作しています。限りある資源を活用しています。

ラインナップ

それぞれ写真をクリックすると購入ページに飛びます。

べっ甲ピックトライアングル べっ甲ピックトライアングル3枚セット べっ甲ピックティアドロップ べっ甲ピックティアドロップ3枚セット
べっ甲ピックリッチー・ブラックモアモデル べっ甲ピックリッチー・ブラックモアモデル3枚セット べっ甲ピックビートルズモデル べっ甲ピックビートルズモデル3枚セット
べっ甲ピックポールギルバートモデル べっ甲ピックポールギルバートモデル3枚セット べっ甲ピックエリック・クラプトンモデル べっ甲ピックエリック・クラプトンモデル3枚セット
べっ甲ピックジャズⅢ べっ甲ピック3枚ジャズⅢ3枚セット べっ甲ピックアシュラ べっ甲ピックアシュラ3枚セット
べっ甲ピックマンドリン べっ甲ピックマンドリン3枚セット べっ甲ピック大正琴用 べっ甲ピック大正琴用3枚セット
これ以下は、特注になります。製作期間が1か月強掛かります。
高級べっ甲ピックべっ甲ピック高級ピック 最高級べっ甲ピック本べっ甲ピック本爪ピック べっ甲ピックガードべっ甲ピックガード

べっ甲ピックのK+K FACTORYは、2004年からスタートしました。(本格的に自社WEBサイト作ったのは2007年)そこから約19年お客様に支えられ何とか今まで営業を続けてこられました。

初めは、友人がたまたま「べっ甲職人」で「ギターが好き」だった関係で自分が使うためにべっ甲ピックを数枚持っていました。そのべっ甲ピックを1枚もらって早速家でギターを弾くと「弾きやすい」「きれいな音」にビックリ!

次に友人に会ったとき、「売ってみようか?」と相談して9枚(在庫が9枚あったので)貸してもらって、ヤフーオークションに1枚づつ3セットと3枚セットを2組出品してみました。

確か、1枚1000円くらいで出品したのか、忘れてしまいましたが、3枚セットも含めて9枚すべて落札されました。3枚セットは2000円くらいだったか、とにかくすべて落札され「売れるんだ」と確信しました。

そこで、職人にべっ甲ピックを発注し、自分で売るという今の販売の第一歩を踏み出しました。

ヤフーオークションに随時出品し、それに伴ってピックの種類も増やしました。トライアングル(おにぎり型)、ティアドロップ、リッチー・ブラックモア、エリック・クラプトンなど自分が持っているコピーモデルのピックをべっ甲で作ってもらいました。

そして、ショッピングモールの出店も同時期に行い、まあ、ぼちぼちですが売り上げも上がってそれなりにべっ甲ピックのK+K FACTORYという名前も知られて来たようです。(そのころは、K+K FACTORYではなく、K-K factoryと表記していました)

2007年には念願の自社ホームページを作成し、ショッピングモール、ヤフーオークションを辞めてホームページのみでの販売に切り替えました。

しかし、2016年1月、残念なことに一身上の都合により職人が廃業することになり、べっ甲ピックが作れなくなってホームページもたたもうと思いました。実際、約6か月の間ホームページを閉じていました。

そんな時、お客様から「ホームページが見れないがどうしたんですか?」「ご病気ですか?」など何件もの問い合わせがあり、その都度、事情をお話ししましたが「ぜひ続けてほしい」「もう、お宅のピックを使ったら他のピックがつかえなくなった」などなど再開を望む声が思っているより多く、新たにピックを作ってくれそうな職人を当りました。

皆さんは、ピックなんて簡単でしょう?と思うでしょうが、いやいや作ったことがない職人は、ピックの形や厚み、エッジなど説明しても理解できないようで、実際厚みを無視して作られたこともありますし、「型通り(厚みやエッジはどうでもいい)につくればよし」としか考えていないようです。

1人目の職人は出来上がったピックが注文通りではなく、さらに仕入れ価格があまりにも高いのでその後発注はしませんでした。そんな時に今の職人をある販売店の方から紹介していただき、発注をしたのがその年の7月。

それから、現在までその職人にお願いして作ってもらっています。

べっ甲の原料はもうほとんど日本にはなく、原料の値段が年々高騰しています。特に柄が綺麗な原料やピック用の薄い原料はその中でも少なく、なかなか手に入らないのが現状です。その為、ピックの値段もずいぶん上げてしまいましたが、原価が上がっているためピックの値段は上がっても「儲け」は昔と変わりません。「作ってほしい」と言われるお客様のためにできる限り作り続けます。今後ともよろしくお願いいたします。

        べっ甲ピックのK+K FACTORY 松尾 敬嗣